東大緑地植物実験所の観蓮会場内の少し高くなっているところにあずま屋があり、そこで「蓮文化研究会」の人たちがボランティアで蓮についての説明をしてくれる。

たとえばこんな話。
蓮の中で唯一果托がない「妙蓮」は、中心までぎっしり花弁で満たされており、その数なんと3000〜8000枚を確認した事もあると言う。この花はあまりに花弁が多すぎて開けない。
うっすら口を開ける程度だと言う。そして開花時、自らの発する熱で、中心部の花弁は焼けてしまうのだ。(蓮は開花時に音はしないけど発熱するそうです。)
なんだか欲張って食べ過ぎて動けなくなってしまったみたいだと思うのは、自分のことか。


ところで蓮花の香りを匂いだことありますか?
蓮花は開いた直後の匂いが一番強く、それから段々になくなっていくんだそうです。
以下は、今回お話をうかがった蓮博士・三浦功大先生の蓮文化研究会のHPから抜粋です。
ここには「匂いは2日目」と書いてあるけど、私は「頭が少し開いたもの」と聞きました。そしてそれはとても良い香りがしました。
今度2日目のと比べてみます。

開花1日目:早朝5時〜6時頃より開き始め、蕾の先が4〜5cmほど開花すると、それ以上は開かず、やがて元の蕾状態に戻ります。
2日目:早朝7〜8時頃までに開花。この時の花が最も美しく、花の色が一番鮮やか。花托も黄金色に輝き、雄蕊からの香りが最も強い時です。花は少しずつ閉じて昼頃までには完全に元の蕾の状態にもどります。
開花3日目:早朝より咲き始め、8時頃までに完全に開き、花径は最大。花托の雌蕊は受粉して柱頭が黒くなります。
開花が2日目か3日目かを見分けるには、柱頭を見れば分かります。花は昼頃から閉じはじめますが、半開のまま4日目を迎えます。3日目になると、紅蓮系統の品種はかなり退色します。
4日目:夜半より開き始め、7時頃までに完全に開ききり、早いものは9時頃より花弁が散りはじめます。午後には完全に散って、花托と雄蕊だけが残ります。
そして花は4日目に散る。蓮花は開花1日目の開きかけ時の時、一番香りが強いのだそうです。確かに新検見川駅の開ききった蓮はほとんど香りません。去年会場でこの話を聞いたあと、シンはつぼみが少し開いたくらいのを見つけては、しきりにクンクンして歩いたのでした。とっても良い匂いでした!
シンが「八百屋で買ったレンコン植えたけど芽が出ませんでした」と言ったら「あれは芽がないので出ません」と笑われてしまいました。
ここでは蓮関連書籍やポストカード、うちわも販売している。
これはこの蓮博士・三浦功大氏の本↓
![]() | 蓮への招待―文献に見る蓮の文化史 (2004/09) 三浦 功大 商品詳細を見る |
「蓮文化研究会」HPの「蓮Q&A」には、蓮葉の上を水滴が滑るワケ、開花時の音の話をはじめ、蓮花の寿命、蓮の誕生日、育て方や原産地などなど、非常に興味深い情報が得られるので、今年はこちらを一読してから蓮を見に行くと、一層味わい深いのではないかと思う。
また、1本の茎から2つの花が咲く「双頭蓮」(中国では大吉祥の印)というのがたまに出るのだそうです。2006年には万福寺というお寺で咲いたのだそうで、画像は上のHP「新種・珍種」というページで見る事ができます。

昨年の観蓮会には「花はすの里・伊豆韮山園」のオーナーも伊豆からいらしていました。
この方はご自分のの蓮池(300坪)を一般に開放しているのだそうです。(本業は造園屋さんですね)


花園ハス祭りは
7月19日(土)
5:00〜10:00 観蓮会
15:00〜 子ども神輿スタート
19:00〜21:00 納涼踊り(花園公園)
7月 20日(日)
19:00〜21:00 納涼踊り(花園公園)
昨年の蓮祭り記事はこちら

南花園ハス祭り第30回納涼盆踊り大会は花園ハス祭りより1週間遅れ。西友裏の新検見川公園で行なわれる。
























