300年の歴史をもつ検見川神社の祭りについて、「検見川神社宮本神輿(しんよう)愛好会」事務局の鈴木宏治さんにお話を伺った。

「検見川神社の神輿はちょっとすごいんですよ」
ここの神輿の担ぎ方は全国的にもちょっと珍しく、そして非常に猛々しい。
重さ1tにちょい欠ける神輿を「ワッショイ!ワッショイ!」で肩に担ぎ(肩入れ)、音頭取りのかけ声と共に、神輿を地面スレスレまで一気に落とす(切りもみ)、そして「ソライヤー!」のかけ声で、また一気に腕を延ばして頭上に神輿を放り上げ(もみ上げ)、それを今度は両側から腕を延ばしたまま押し合う(差し)という4段階から成る。
これに慣れると、肩に担ぐだけの普通の神輿なんて「物足りない」のだそうだ。

多くの場合、横の担ぎ棒は付け足された構造なのだが、検見川のは井桁に組まれているので前後と左右の担ぎ棒には段差が生じ、下棒を担ぐ者により大きな負担がかかる。
前後左右合計8本の担ぎ棒に、それぞれ4人の輿夫(よふ)が担ぐ。
神輿担ぎ手の正式な装束は白丁(はくちょう)と言って、これは神に仕える平民の衣装なのだそうだ。
*「ワッショイ」は「輪になって背負う」に意、「ソライヤー」は「空に行けー」の意。

実はこの祭りに行った事がないシンは写真を持っていない。
そこで、美しく迫力ある上の2点を公開してくれている「のぶさん」のサイトを覗いてみて欲しい
「のぶさんのデジカメ散歩」→ジャンル「検見川」や、ジャンル「トップ写真」に昨年の祭りや縁日の模様が沢山の写真と共に綴られている。また、観蓮会や様々なの蓮花の写真も豊富に鑑賞する事ができます。
そして、のぶさんの写真仲間わくわくさんの「わくわくのメモ書き」ブログのジャンル→「検見川神社風物記・夏祭り」にも、沢山の写真とレポートがあります!
例祭神幸祭スケジュール
8/1 10:00 祭典、直会
12:00 神輿渡御準備
17:10 神輿遷霊祭
18:00 発輿祭
18:10 社頭発輿(検見川神社を出発)
検見川1丁目輿丁にて渡御、宿通りを巡幸
21:00 御仮殿着御(検見川の旧千葉信用金庫前)
8/2 神輿は御仮殿入御のまま神職、氏子総代によりお守り。
8/3 14:45 発輿祭
15:00 御仮殿発輿(検見川の旧千葉信用金庫前)
2丁目より験しもみ。次いで今年の年番町(当番)、5丁目により渡御
15:50 御旅所着輿
16:00 御旅所祭
16:30 御旅所発輿
年番町内(今年は5丁目)を巡幸(行ったり来たり)
20:30 年番町内発輿
21:00 社頭還幸
21:30 還幸祭
赤いラインは8/1、青いラインは8/3のルートです。

1日は神社での祭典から(検見川の旧千葉信用金庫前)御仮殿着まで。2日は特に動きはなく、3日は天狗の面をつけた露払いを先頭に、検見川の旧街道を5丁目まで練り歩く。
この際、3時から3:50まで御旅所に到着するまでの間が一番苛酷なのだと言う。
つまりこの日がウィークディにかかれば、勤め人は夕方まで参加できないから交代要員が少ない上、日中の炎天下である。そして見物人もまだこの時間では少なくて、輿夫(よふ=担ぎ人)にとっては最も苛酷な時間帯となるのだ。

4時半に再び出発して、8時半までは5丁目あたりを行ったり来たりしている。その間に担ぎ手も見物人もどんどん増え、興奮が高まっていく。
9時頃には神社の急階段を上がってクライマックスへと突入する。(宮入り)
上で紹介した、のぶさんの2枚目の写真がそれだ。
これはY.Oさんからお借りした写真。ゆかたの子どもたちがかわいらしい。

期間中、一帯は交通規制されるので、ご注意下さい。























